うちには猫がおりまして。
まー、オマタの茶色いかわいい王子様(ただし14歳。猫で言えばご老人)なんですよ。
そんなわけで、子供たちも猫の絵本が大好き。
面白い猫の絵本はないかなーと思っていたら、こんな本を発見しました。
黒猫のほうがルッキオで、ブチねこのほうがフリフリです。
二匹は「おやしき」に「しゅうしょく」して、「まぐろのかんづめ」を食べることが夢なんだとか。
なんていうか…。この二匹、かわいくない(笑) 。
イラストを見ればわかりますが、ルッキオは三白眼で目つきが悪いし、フリフリはでぶちーんだし。かわいいからは程遠い…。
しかも、フリフリはルッキオのことを「アニキ」って呼んでます。返事も「ウェーイ」だったりする。
…ヤンキー? 一応、たまにネズミ捕りの仕事を貰ってるみたいだけど、野良のようだし…。野良なら…ヤンキーでも仕方ない…?
で、この二匹、かわいくないんだけど…すごく健気で、頑張り屋で、でも、どこか抜けていて、オチがついて。毎日楽しそうです。
「おやしき」に「しゅうしょく」して「まぐろのかんづめ」を食べる夢があるって、素晴らしいことだな~。なんて、つい教訓めいたことを考えてしまうあたり、自分も大人になったな…。
とりあえず、
「待ってよアニキー」
「フリフリ、はま、いくぞ!」
「ウェーイ」
なんて会話を楽しむことに専念したい…。
育ちがいいからヤンキー語が上手に話せないの!(すみません見栄はりました…)
そうだ。野良猫を擬人化したマンガもあったな…。
これもすごかった…。