かぴこと子かぴの徒然日記

読んだ本など徒然なるママの隣で蜩が鳴いているカナカナカナカナ?

New Zealand・7.5日目 (ホントに帰れないよ!!!)

というわけで。 
またもや迎えに来てくれる予定のジェフさんカーを待つ私たち。 毎度毎度、お世話になります…。外国で知り合いがいるって、すごく心強い。

クライストチャーチ市街から、空港までは、何もなければ、15~20分。 
なのに、30分待っても来ない!!! 
何かあったんじゃ…と、不安になりかけた頃、ようやく、オレンジのセレナが現れた。 

なんでも、直美さん(奥さん)がトーストを焦がして、火災報知器が鳴りまくっちゃったんだそーで…。 
あたり一面に鳴り響いちゃったんだそーで…。 
うぅむ。私たちのトラブルは、こんなところにまで飛び火しているのか…。これはもはや、New Zealandの神が私たちを手放すまいとしてる?

などと考えながら、車に乗り込む。 
「お昼と晩ごはん、一緒に食べようよー。お昼はクラブハウスサンドイッチ、晩ごはんは、カレーだよ?」
と言うジェフさんの言葉に、甘える事にする。 
ううう、何から何まですんません…。 

途中のスーパーで買い物をして、センタポイント オン コロンボへ。 
直美さんに 
「ただいまー」 
「お早いお帰りで」 
www。 

クラブハウスサンドイッチは、そりゃーもう。美味しゅうございました。 
てゆか、万国共通クレイジーソルトw。 
パンが安くて有名なスーパー(?)だったらしい。6個で4ドルとか! でかいし! うまいし! あーもう。ニュージーランドの子になっちゃおうかな(だって神に好かれてるみたいだし)。 
セルフでハムとチーズと野菜と玉子を挟んで。いただきまーす。いいね、この食べ方!

食べながら 
「こういうコト良くあるの?」 
と聞くと、 
オークランドは霧が発生しやすいからね~。でも、ここまで飛ばないのは珍しいな」 
との答え。そりゃそーだよね…普通は、朝も9時過ぎりゃ、霧も晴れるもんね。 

食事のあと、弟君と父上はジェフさんのモーテルの宣伝写真を撮りに。私と母上は…昼寝w。食器はでっかい食器洗い機へ。 
あ、ずっと書き忘れていましたが、弟君はプロのカメラマンなのです。専門は天体だけと、静物も撮るし、学校の遠足や旅行なんかの同行カメラマンもするし、実験写真もするし。まぁ、なんでも屋さん。
というわけで、センターポイントオンコロンボのパンフレットやサイト写真は、弟君が撮影したものなのです。

1時間くらいうたた寝をして、写真の整理&電気屋で電源コードとWi-Fiを買いたいという弟君を置いて、クライストチャーチ中心部へお散歩。 

先日見なかった、アートセンターに入って…。私は勝手に動き出す。 
ビーズ細工に見とれたり。お菓子屋さんでつまみ食いさせてもらったり。 
石鹸屋さんで手作り石鹸の匂いをかいだり。手芸屋さんでアンティーク布に心奪われたり…楽しんでおりますと…母上父上の姿がないではないですか?! 
(アートセンター自体が、迷路のように入り組んでいて、はぐれた) 
慌てて探しに行くと、木工細工の店で嵌っている…。 
ひと安心して、ウィンドーショッピングを続ける私なのであった。 

ひとりでウィンドーショッピングしていると、必ずと言っていいほど、向こうのおばちゃんに声を掛けられた私。たいてい、会話のキッカケはぢぢが作ってくれる(その猫、可愛いわね! とか)。 
アートセンターでも、石鹸屋のおばちゃんとか、手芸店のおばあちゃんとか、お菓子屋さんのマダムとかにやたら気に入って頂けて、話が弾みました。皆さん、買い物しろと勧めてくるわけではなく、会話自体を楽しんでいるカンジ。買い物すると、おまけを付けてくれたりもする。 
お菓子屋さんにいたっては、通り抜けようとした瞬間に呼び止められて、チョコレートを大量に頂いてしまった…。悪いので、なにか買おうとすると、 
「少ないお小遣い、もったいないんだからとっておきなさい!」 
と、戒められる始末。
…日本人は幼く見られると言うけれど、私、いくつに見られてるんだろう…。

その後、また、ハグレー公園に行って、木登りを楽しみました。 
面白いカタチの木があって、潜って遊んでた。(木に潜るって、変な表現だけど…ホントーに、そんなカンジなんだよう) 
木、一本一本に、いつ、誰が植えたのか。なんの記念なのか。と言うプレートがつけられていて、それを読むだけでも楽しい。 
結婚の記念だったり、子供や孫が生まれた記念だったり。大学合格記念って言うプレートもあったなぁ。

日がかげって来たので、そろそろ公園を出ようとすると、母親が 
「あら~?」 
と言って、手を振った。誰に振ってるんだ? と思って見ると、 
昨日、ロードオブザリングツアーで一緒だった、陽気なオーストラリア人だった!!! 
こんなところで会うとは~。クライストチャーチ、狭いなぁ。 
カンタベリー博物館はホントーに素晴らしい!!!」 
を連呼するおっちゃん。うんうん。わかるよその気持ち! なんてったって、南半球いちだもんね!!! 私も楽しかった! 
「今日はどこを回ったのか?」 
とか 
「植物園も素晴らしいから見ると良いよ」 
とか、短い会話を交わし、別れる。面白いおっちゃんだったなー。 
そうそう、私は最後に 
「あそこのアイス(おととい食べた屋台のアイス)は美味しいから食べとけ」 
と伝えるのを忘れませんでした。 

観光街でない道をぐるーっとまわって、追憶の橋を見学。 
金曜日の夕方なので、バールが賑わっている。ぐー…おなかすいてきた。 
晩ごはんはカレーだ。楽しみだな。 

またまた、巨泉のOKショップ前をとおると、「○○工業株式会社」と書かれた大型バスが止まっていて、その近くに日本人がたむろしている。 
社員旅行でニュージーランドかぁ。…社員旅行にはあまり良い記憶がない。 

本屋とかにも入りたかったけど、アートセンターでウィンドーショッピングしているときに、「無駄遣いばかりするんだから」と、母親にお小言くらったので我慢がまがま。お金、使ってないんだけどなぁ。 

ジェフさん宅にもどって、ビールを頂きながら、ラグビーの試合観戦。ブルーズ対ハリケーンズ。 
ジェフさんと私だけが盛り上がる。…みんな、ラグビーのルール知らないんだ…ね…まぁ、日本じゃマイナーだし。 
でも、ハグレー公園のはずれには、ラグビー場があるし。オールブラックスがあるし。ニュージーランドラグビー天国なんだぞう! 
本場のラグビーを(テレビでとはいえ)観戦できて、さやかは幸せです。 ラグビー、楽しいよね。見ていて楽しいと思える唯一のスポーツなのです。

その後、みんなでカレーを頂く。「とろけるカレー(商品名)」でした。日本からの輸入品にもかかわらず、ニュージーランドでは、カレールーが安いとか。んでもって、お肉はまたまたラム! ラムカレー!!! うまち! 
母方の田舎で食べるカレーを彷彿とさせる味でした。懐かしい感じ。日本じゃなかなかできないもんなぁ。ラムカレー…。 

食後、ネットニュースを見ていると、今朝の霧の事が早速あがってた。ターミナルから管制塔が霧で見えない。ミルクのような霧とはこのことかっ!!! 
そして、運行状況を見てみると…21時20分発オークランド行きの出発時間が変更になって、22時30分になっているではないですかっっっ。 
ここまでくると、飛べばいいよ…という心境。もう、荷物は預けてあるので搭乗手続10分前につけばいいやと言う事で、のんびりする。 

あ、ブルーズ対ハリケーンズは、僅差でブルーズの勝ちでした。 

21時30分頃、ジェフさん宅をお暇して、空港へ。 
ついてみると、案の定…というかなんというか。19時台の飛行機がまだ飛んでない…。 
とりあえず、ジェフさんとお別れして、今日3回目のボディチェック。 
1回目も2回目も問題なく通ったんだから、3回目も無事通るだろう…とおもってたら、ぢぢがひっかかりやがった!!! 何故?! 
しかも、 
「フェリックス!」 
とか言われてるし。フェリックスじゃないよ! ぢぢ(商品名ジジ)だよ!!! 
結局、なんてこたーない。空港の人も暇だったから、よく見てやろうと思っただけ。可愛いねーなんて言われながら、返してもらえました。 

出発ロビーにて、ただひたすら待つ…。 
23時10分…。 
19時台の飛行機が、ようやく搭乗開始になる。 
こりゃー、オークランドのホテルに着く頃には日付変わってるな~。などと考えながら、ロビーをうろちょろ。 
23時30分、ようやく搭乗開始。ふーやれやれである。 
飛行機はほぼ満員。どうやら、臨時便だったらしい。でも、日本人は私たちだけだった…。 

離陸。機内でおやつをもらうものの、マシュマロ入りグミだった…。バナナチップスにしとけばよかったー(泣)。でも、食べる。グミがやたら固かった。 

1時間30分ほどして、オークランド国際空港着。 
実はクライストチャーチでジェフさんがホテルを予約しておいてくれたのです。費用は飛行機会社から(?)出るそう。
荷物を受け取って…もう、かなり眠いんですけど…父親が発見したホテル行きの乗り合いタクシーに乗り込む。トレーラーひいてるよ~。そこに荷物をぶち込まれたよ~。 
5分ほどでホテル着。 
チェックインして、 
「明日の朝、5時30分にタクシー呼んでもらいたいんだけど」 
と伝えると、 
「30分毎に、シャトルバスが来るからそれに乗るがよい」 
と言われる。ありがたやーーーーー。でも、せっかく覚えた 
「Can you call me a taxi?」 
があまり役に立たなくてざんねーん。 

部屋は、ちょう豪華!!! クイーンサイズのベッドがふたつ。 ここ、もしかしてスイートルームとかなんじゃ…っていうくらい広い!
うはー。 
とりあえず、お風呂に入って寝る。 

速攻、寝た。