5月16日…早朝。
5時30分にモーテルをチェックアウト。
ジェフさん運転する車で、空港へ…。
嗚呼…楽しかったニュージーランド旅行も、もうお終いなのねー…。
次、ジェフさんに会えるのは何時かしら~。
等と思いながら、空港への道をひた走る。
そこで、ジェフさんからいや~なニュースが。
「オークランド空港、霧が発生していて大変らしいよ?」
まぁ、でも、飛ぶだろう。と、タカをくくっておりました。
…甘かった…。
まぁ。空港について、とりあえず、チェックイン。
荷物が重すぎて文句言われる。
だから、クッキー買いすぎなんだってばよw
日本人ツアーもちらほら見かける。町の中ではほとんど見かけなかったのに。どこにいたんだろう???
そして、ジェフさんとお別れ…。さよーなら、クライストチャーチ…
と、出発ロビーまで行く。が…。予定の時間が近づいても、なんのアナウンスもない。
やきもきしていると、弟君が
「大変だ! 荷物が運び出されてる!」
なんですとーーーーー!!!!!
アナウンスよりも先に空気を読んで、行動に移る。
荷物を受け取るよりも、次の飛行機を手配する方が先! なんてったって、明日の朝には、オークランドに居なきゃいけないんだから。
オークランド経由で成田まで行くっていうのが、うまく伝わらず、ジェフさんに電話で助けを求める…。ああ、ホント、英会話ちゃんと勉強しとくんだったって思ったよ…。焦ると言葉がでないでない。
相手が言ってることは分かるだけに、ものすごく歯がゆい。
とりあえず、当日9時20分のオークランド行きがとれた。
がっ。
今日中には成田に帰れない…。(オークランドから成田へは、1便しか出ていない。それが、行っちゃった…)
「明日の仕事どうしよう…」
ンなコト言ったって、帰れないものは仕方ない。諦めるしかないのである。
そして、のんびりコーヒーを飲みながら(もう、みんな、それぞれ好みのコーヒーを注文できるようになっていた)。空港で待つ。
あー。
そして、再び荷物を預けて、出発ロビーへ。一度目に荷物を預けたときの担当と同じ人で、思わずお互い苦笑い。
「また来たね」
とか言われる。来たくて来たんじゃないやーい(泣)!!!
そして、運命の9時20分…過ぎても、まだ、また、なんのアナウンスもないっ!!!
10時頃…。
「ほにゃらら~ ほにゃらら~ キャンセル~」
え?
おもわず、我が耳を疑った。が、我に返るのも早かった。
先程と同じようにチケットカウンターまで走って、誰よりも早く(それでも、10番目くらい)、並ぶ!!!
ここでも、先程と同じおっさんが、すまなそーに対応してくれた。
そして、さらにすまなそーな顔で
「21時20分発の飛行機しかない…」
と告げてくれた………orz。
でも、あるだけまし。てゆか! 私たちの後ろ、長蛇の列なんですけど、この人達本当に今日中に、オークランドまで行けるの?! 不安である…。
困り果てて、ジェフさんに再度コールすると、
「荷物、預けられるなら預けちゃった方が良いよ~」
と言われたので、近くのスタッフに、荷物を預けられるかどうか尋ねる。
「遅い飛行機なんだけど…荷物預けられるかな?」
「ちょっと待ってて…ええと、チケット拝見できる?」(ココまでは英語)
チケットを見て、彼女が一言
「…日本人?」
と、日本語でつぶやいた。アジア系の顔立ちだけど、日本人じゃないよねーと思っていたら、そのスタッフ、 まさかの日本人でした。ラッキー!
余談ですが。
海外に行ったとき、私はまず間違いなく日本人に見られるのだが、弟君は「何人だかわからない」と言われる。今回もきっと、怪しい外国人だと思われたのだろう…。
「ええっ アナタも日本人?!」
おもわず、聞き返してしまった。そこからは、かなりフレンドリーに話が進む。
「本当は、搭乗の3時間前にならないと荷物預けられないんだけど…」
「そこをなんとか! もう、キャンセルになったの2度目なんですよ~」
「ええと。あなたたち、ツアー客?」
「ちがいます!」
「じゃあ、預かるわ」
なんでツアー客じゃないと預かってくれるんだ?
あとで知ったのだけど、、ツアー客の場合、まとめて荷物を管理しないといけないから、荷物を一個預かるって言うことが難しいんだと思う。(全員同じ行程だから)ツアーもこういうことがあると善し悪しだねぇ…。
というわけで。身軽になった私たち。
気持ちは重いけど、クライストチャーチ市街へ逆戻りだ!