5月13日(火曜日)
この日は朝早くモーテルを出て、一路テカポへ!!! ざっと、東京から静岡くらいまでの距離(もっと?)を移動です。
ぶーん。
ぶーんぶーん。
ぶーんぶーんぶーん。
…。行けども暮らせども何もねぇ。
たまーに、ガソリンスタンドがあってコンビニみたいなものがあるので、トイレを借りたりガソリンいれたりする。
あとは、ただ広いのっぱら。
運転は弟君にお任せして、私は後ろでぐーすか寝てました。
だってー。見るものないんだもん。
さて。夕方近くになって、ようやくプカキ湖サーモンファームへ。スゲー寒い!!!
外から丸見えなので、わざわざお金を払う必要はない…ような気もするけれど、餌やり体験ができるというのでひとり3ドル払って、鮭の餌をもらう。生臭…。大きなボウルにいっぱいもらえたよ!!!
それをもって、サーモンファームへ。
うぉぉ。でかいサーモンがびっちびち。餌やるとはねる!!! 面白くて、ばらばら撒いていたらあっという間になくなってしまった…orz。
なんでも、この餌、説明書きによると抗生物質や添加物などを使用しない一級品でキャビアなどを配合という、かなり自信満々な説明書き。病気での死亡率ものすごく低いらしい。かなりノビノビとしてるもんね~。ただし、網から出てしまうと自然では餌を取れずに生き延びれないそう。…なんか、エゴ? いやいや。美味しいサーモンを食べるため!!! 人間の知恵よ?!
てゆか!キャビア?サーモンじゃなくて、私にくれよう…。
さてー。
手を洗って、サーモンの刺身を試食。
と。隣に、韓国の団体が…韓国語をしゃべっているから、韓国人だというのは一目瞭然なんだけど。
なんだけど…なんと、白米(炊飯器どーん)&キムチ&韓国ノリ持参できやがった!!!(失敬)
寒空の下、ホッカイロを握りながら、どーみても、うちらの3倍の量はあるサーモンの刺身を食べている。
ぷ~んと漂う、キムチ臭…。いや、賢いな。確かに白いごはんが欲しくなるもの。キムチは…まぁ、お国柄ですね。美味しそう。
一足お先に、サーモンファームを失敬する事にした私たち。
ホットサーモン(火が通ってる薫製)とコールドサーモン(火が通ってない薫製)と刺身500gを買って…。ごちゃごちゃ言っていたら、おじさん、刺身を100gしか入れてくれなかった…。
間違えたんだと思う…。
美味かったのにーーーーー!!! (ジェフさんへのおみやげなのであった)
でも、その分のお金は一切引かれてなかったので、まぁ…いいかな? とか、思っちゃう楽天家な私。
サーモンファームをあとにして、レイクプカキへ。
寸での差で、ミドルアース体験ツアーが終了している事に気づく…。 ラストツアーがつい10分前に締め切られてました。
私たちと同じように、がっくり肩を落とした観光客を数人目にする。
ちえー。
曇っていてマウントクックも麓くらいしか見えない…。
ちえー。
そろそろ本格的に寒くなってきた上、朝ごはん→サーモンの刺身テイスティングしか食べていない私たちは、またもや
「ごはん!!ごーはーんー!」
状態に(注:主に私が)。
唯一のガイドブック「地球の歩き方」にも載っている日本食レストラン「湖畔」で、サーモン丼を食べる…という案もあったんだけど、ここまできて、日本食レストランに入らなくてもねー。と言うわけで、別のレストランへ。
車を運転しているのでお酒は飲まず(あとで知ったのだが、ニュージーランドは飲酒運転に関してはかなり罰則が緩いそう。ワイン一本ぐらいなら、全然OKだとか?!)。コーヒーを頼む。
またもや、ミルク入り…てゆーか、ナチュラルにカフェラテ…。私は、好きだから良いんだけど。母上、ナニヤラ不満そうだった…(母はブラックが好き)。
学習したのか、弟君はクランベリージュース。
そして。サーモンソテーやらラムチョップやら色々頼む。
ここで出た、マッシュルームのブルーベリーソースがけがむちゃ美味い!!! 甘酸っぱくて、ラムチョップにあう!
意外でした…。 握りこぶし大のマッシュルームが手に入ったら再現してみたい。
食後にコーヒーやらデザートやら勧められたけど、時間の都合で丁重にお断りして、近くにあるコンビニへ。チョコレートと、飲み物を買ってもらう。ココナッツスライス入りチョコレート。むちゃくちゃ甘い。
それぞれ、飲み物を買って車へ。
さーて。クライストチャーチへもどるぞう!!!
…。
ぶーん。
ぶーんぶーん。
ぎゃーす!!
ついうっかり、車線変更するときにウインカー出さずにハンドルを切ろうとして、後ろの車にむちゃくちゃ怒られた…。
助手席に座ってた男の人が、身を乗り出して、万国共通の汚い言葉でしばらく罵ってた。ごめんなさいーーーーー!!
事故にならなくて良かった!
深夜まで開いているおなじみスーパーCOUNTDOWNで、明日以降の朝食をお買い物。
母上、リンゴに惹かれる…。 日本のものより小ぶりでしっかりしてる。
リンゴを大量買いする母上…。
かくして、毎朝リンゴを食べる羽目になるのであった。
日本よりは、格段に安かったけどね。
テカポへの遠征は終わり。
宿に着いたのは、1時を回ってました…。
ちなみに。
クライストチャーチからテカポへの旅は、ふつう、一泊するらしいです。
かなりの強行軍だったんだなぁ…。